2020/04/20 15:28

こんにちは。星野です。

このブログを書くようになって、今のようにインスタグラムが古着屋の発信ツールになる前、
ブログ(アメブロとか)をそれぞれのお店が書いて、そこで商品紹介をしていた頃のことを思い出しました。

僕が学生の頃、7〜8年前になるんですが、その頃はちょうど移行期。
大学生になりたての頃はまだ完全にブログメインでした。
なんならiPhone、スマートフォンが社会に浸透し始めたのもこの頃で、
僕は古着屋さんのブログのブックマークをエリアごとにフォルダ分けし、
毎日大学の講義中に各古着屋さんの入荷の情報をチェックしていました。(多分今もそんな学生さんもいてくれることを願います笑)

大学の授業が終わると、帰路につきながら、その日の帰るルートを決めていました。
はい。完全に古着屋ありきで帰り道がキマっていましたね。

そう考えると、この10年で、ブログを書いている古着屋さんはほぼなくなり、
Instagramで商品の紹介しています。

でもブログの前はどうだったのでしょうか?
 当時も、ブログを遡っても2010年くらいまでしか過去の記事はなく、
それぞれのお店は一体どうやって集客していたんだろう、という素朴な疑問を抱いていました。
当然それ以前は個人店が情報発信をできるような術はなくて、
雑誌等紙媒体のメディアへの掲載だったり、主に口コミでの広まりだったりしたと思います。別に個人店でなくてもそれは変わりませんね。

2000年になりたての頃は、インターネットも今みたいに普及もしてなかったし、(小学生の頃の記憶)
トムヨークが着ているジャケット(あの音楽雑誌の名前なんだっけ、、SNOOZER?廃刊、ロッキンオン?まだ紙もあるんだ!)は形としてはどうカテゴライズされるもので、それが一体どこのブランドなのか?(M65ってのは知ってたはずで、マルジェラだって知ったのは高校生になってからでした。)なんて、簡単に調べられたんだっけな?でも確実に今よりもネットリテラシーの格差が大きかったですよね。

そう考えると、今は便利な時代です。
こうやって簡単に情報が発信できて、WEB SHOPでお買い物もしていただけて、レディオヘッドと調べてもこんなニュースが出てきました。


今はこうやってブログでも、インスタでも、ウェブショップでも何でもあります。
疲れた医師がクリープを歌ってもすぐにニュースになります。ジョニーグリーンウッドもツイートします。結構和むいいニュースです。お勤めご苦労様でございます。

ただ、本当に面白いのは、時間と場所をリアルに共有できることだよなあ、と今改めて思います。
コロナ後の世界ではどうなっているのでしょう?

それでは、本日も商品のご紹介です。




昨年の秋頃から、ふつふつとこの形に注目しています。M65フィールドジャケット。
約40年間アメリカ軍に納入され続けたモデルで、OGから迷彩柄各種様々のM65が官給品としても存在します。
もちろんデザインサンプルとしても多くのブランドの元ネタとなり、(トムヨークが2000年代にきていたのはマルタンマルジェラでしたし)
ミュージシャン、映画俳優、官給品をきている姿があちこちで散見されます。アメリカ人も大好きな形なんですね。
タクシードライバー、クレイマークレイマーなんかは有名ですが、

最近僕の一押しは



wikipediaのタランティーノです。参照がウィキペディアになりがちでお恥ずかしいですが、
これまたかなり情報がまとまっていますね。笑
映像作品で着用がある作品もまとまっています。


話は戻りましてこちらのM65、民間品です。



DUCKS BAYというハンティングメーカー。このタグ見たことある方もいらっしゃるのでは?80sくらいですかね。
ただこちらの65に関してはかなり官給品に近い作りになっていて、ライナーまで付属します。
ダックカモというパターンのチョイスも秀逸で、これカニエとか着てそうじゃないですか?

今着るならゆるーく着て欲しいので、M以上のサイズでも全然でかく感じませんよ?
もう一着シティカモの方と合わせてオススメです!